唐津・呼子の瀬渡し船一覧

2020年5月9日

今は唐津市になった呼子町や鎮西町には馬渡島や加唐島、松島、小川島などの離島があり、近場の磯釣り場として昔から人気のポイントも多い。

1級磯が多い二神島は長崎県だが、昔から唐津の瀬渡しが名護屋港から出航しているので呼子の離島という扱いで紹介する。

二神、馬渡、加唐、松島は名護屋港から、小川島は加部島から出航。
呼子からの定期船を利用して各島の波戸へ釣行する人も多く、昔ほどは釣れなくなったがクロやイサキ、時期によっては真鯛や青物などの大物も波戸から狙える。

 

二神島・馬渡島・加唐島・松島・小川島のポイント

二神島の主なポイントはSOS、人形岩、灯台下、スベリ、マナイタ、子二神島のハナレ、ハナレ下、ギンザ、北東の角、そして上れれば幸運な超1級磯のカラト岩。
馬渡島なら何と言ってもまず大瀬、そして尾崎鼻、ウノクソ、カメの甲、長崎鼻、子長崎、白岳、コンカワ、平瀬、雷瀬、宮本港の外波戸。

加唐島の磯ならまずのエヌヲの鼻と小崎。対馬瀬、オンス、メンス、イサキ瀬、ハシロイの鼻、オビヤ、黒瀬、フタ目瀬、南風崎、一ツ瀬、折瀬、水たれ。

松島は牡蠣瀬、東の角、大岩、学校下、音の鼻、カブリ瀬、立岩、平岩、沖瀬、高瀬、長瀬、マナイタ、観音、小松島など。加唐島と松島の真ん中にある犬飼い瀬も、一度は渡礁したい好ポイント。

小川島とその周辺には平瀬、屋形瀬、竹の下、鷹島、臼島、小川島のテトラや西波戸のポイントがある

 

飛鳥

船長:中尾 久義
住所:佐賀県唐津市鎮西松島3505-1
電話:090-3190-5695

二神島へ瀬渡ししていた浦丸の廃業により、もともと長崎県の漁場である二神島へ呼子から行く事はできなくなっていたのだが、釣り人の強い要望により、五島方面へ瀬渡ししていた松島の”飛鳥”が渡してくれる事になった。

これで佐賀や福岡の釣り人は再び二神島へ釣行できることになり、喜んでいる人も多いだろう。
何と言っても大二神・子二神は近場の1級ポイント。
それだけに渡礁できる日は限られるので、くれぐれも船長に無理を言わないようにして下さい。

 

二神島瀬渡し 飛鳥

二神島高速瀬渡し船 飛鳥

 

金盛丸

船長:浦丸 清広
住所:佐賀県唐津市鎮西町馬渡島452
電話:090-4510-5788

長年、馬渡島の瀬渡しをしている船長は通称”○○ボウズ”(失礼!)馬渡島の人なので島のことは知り尽くしている。(2017年から息子さんに代替わりしている)

金盛丸には「馬渡会」というのがあって、大瀬、ウノクソ、長崎鼻などの好ポイントは常連さんが多いが、優しく教えてくれるマナーの良い人が多いので初心者は聞いたほうが良い。

 

馬渡島 金盛丸

 

マリンペガサス

船長:中尾 義人
住所:佐賀県唐津市鎮西町松島3562-10
電話:0955-82-9119

松島と加唐島を案内してくれるのがマリンペガサス。
釣り船の船長には口が悪い人も少なくないが、マリンペガサスの船長は余計な事を言わない優しい船長。釣り人からの信頼が厚く、この船しか使わないという人も多いとか。

松島や加唐島も以前ほど釣れなくなったとはいえ、クロやイサキ、チヌのシーズンは結構釣れているし、大型の真鯛やヒラス、イシダイもよく釣れている。
凪の日しか渡礁できないポイントも多く、上ってみたい磯はまだまだ多い。

 

マリンペガサス

 

ニュー幸丸

船長:金丸 泰人
住所:佐賀県唐津市呼子町加部島1139
電話:090-3987-1990

陽気な船長が毎日更新している幸丸のサイトを、一度は訪れた人も多いだろう。幸丸は小川島だけでなく加部島の磯や切れ波戸へも渡してくれる。
呼子から一番近い小川島だが、春は大型のチヌ、夏はイシダイ、秋から冬は青物ラッシュでヒラマサやハマチなんかがよく釣れるんです。

何年前だったか、波戸岬の新波戸で青物を釣っていた人がカジキを釣ったのにはタマゲマシタ!!