馬渡島、納竿間際のハマチ

12月3日未明、馬渡島の大瀬に上磯した。
金盛丸の船長の話では昨日はフカセにヤズがよくあたってきたそうなので、まずはフカセで狙うが半身半疑 ^^;
仕掛けは遠投用の3号竿に道糸6、ハリス5号を2ヒロにヒラマサ針12号。
全誘導仕掛けでやってみる事にした。

大物がきたら取れないだろうが、3~4キロなら取れるだろうという甘い考え ^^
釣りビジョンで見たけど、あの鬼才、松田さんは2.25号のハリスでとってたし・・・

一緒にすんなっ!?

ごもっとも  ^_^;

今日は曇っているせいか、夜明けが遅いようでおまけに雨が降ってきた。雨がやむまで20分ほどまち、回りも明るくなってきた。
「よーし、そろそろやってみかぁー 」 (*^。^*)
やや沖目に仕掛けを投入するが、仕掛けは、あて潮で手前によってきてから左横(西側)に流れていく。

 

馬渡島 大瀬

 

まき餌はボイルのみだが、足元には餌とりのキンギョやカワハギが多い。
正面には瀬が伸びていてクロにはよさそうだが・・・
「ウーン、釣りづらい。。。」

仕掛けを沖目に投入しては、手前へ来て左へ数十メートル流す。
これを繰り返すがアタリはない。
餌取りも平気で沖に出て行くのを見ると、まだ青物の気配は無いようだ。

一緒に来た常連さんも、上カゴでヒラスを狙っているがアタリが無い様子。
そんな中、遠くで一生懸命ブンブン投げていたルアーマンが何かをヒットさせたようだ。
難無く上ってきたのは長い魚のようだった。
(後で聞いたらこの魚は60センチ程のサゴシだったそうだ)

午前8時過ぎ頃、上カゴでヒラスを狙っていた隣の常連さんを見ると、かなり竿が曲がっている。
ちょっと離れて見ていると、強烈な引きに腰を落として耐えている様子。
そしてタモを取ったと思ったら、
ピコーン!と竿が伸びた。
バラしたよだ・・
残念。
イヤ、本当に残念!! ヒラスかブリか姿を見たかったのに ^^;

自分のフカセ仕掛けには餌取りしか釣れない。仕掛けを重くして、竿1本から2本半までを探ってみたが本命のあたりは無い。
クロを狙ってみようかという誘惑もあるが、今日は誘惑には負けず上カゴ仕掛けに変更した。
竿は遠投竿4号、5500番のリールには道糸10号、ハリスは7号2ヒロ、上カゴは竿3本の位置にウキ止めをした。

今日はまったくナブラが見えないため、この仕掛けで上から下までを探ってみることにした。
しかし餌は取られるもののヒラスやブリのアタリは無い。
ハリスに当たりウキを付け、表層30センチから1メートルを集中的に流してみるが、やはり青物の姿を見ることは出来なかった。
金盛丸の回収は14時の予定だが、少し早めに納竿することにした。

ふと見ると、
隣の常連さんに本命のアタリが来たようで、バトル中。
タモをもって応援に行くと、すでにヒラスらしき姿が足元に見えていた。
今度は手前の根で切られないようにと強引に浮かしている。
そして今度は僕がタモですくった。

見ると、ヒラマサではなく、3キロくらいのハマチ(ブリ)だった。
朝からずっと、上カゴで粘っていた常連さんの納竿前の執念の1本だった。
今回も、朝のバラシも、アタリがあったのは竿1本から1本半の中層だったそうだ。
「おめでとうございます。」

 

馬渡島

(ハマチが釣れた大瀬のポイント 正面は馬渡島本島のウノクソ)

名護屋港に帰り他の釣り客の釣果を聞くが、今日はやはりどこもかんばしくないようだった。ムラはあるようだが、また来てみようと思う。

呼子の小川島の波戸でも波戸岬の波戸でも大型のヒラスがコンスタントに釣れている。
ボウズがよほど悔しかったのか、福岡までの帰りの途中で、さっそく加唐島・松島の瀬渡し船、マリンペガサスの船長に電話した。
近くの加唐島や松島でもクロ釣り仕掛けに青物が来てバラシが多いとの事。

次の釣行は久しぶりに、加唐島にでも行ってみっか~~~