久しぶりの沖ノ島本島

7月12日(土)久しぶりに沖ノ島へ釣行することにした。

このところ、自分の都合と天気が合わず、なかなか釣りに行け無い状態だった。
今日は長潮、明日は若潮と潮は最悪だが、天気予報では曇り、波は1.5Mなので行ってみることにした。この暑い時期は、昼間はまともに釣りが出来ないので、曇りと言うのは絶好のチャンスだった。

本島のカベは足場が悪い

沖ノ島本島のカベ

(沖ノ島:カベ先端とノリ瀬)

午後8時、ヤナイ釣り具で餌と瀬渡し料金を支払い、最近の状況を聞いてみると、イサキはよくあがっているそうだが、クロはほとんど釣れていないようだ。真鯛もケーソン以外はダメのとのこと。石鯛釣はポツポツ上がっているようだ。
今日はフカセでイサキを狙うことにした。

港に着くと、今日お世話になる渡船、アクアに荷物を積み込む。潮が悪いせいか、山笠直前のせいか、土曜日にしては釣り人が少ない。ほとんどの人が夜は底かご仕掛けのイサキ狙いなので、フカセ希望の僕はカゴ釣りと重ならないよう、本島北側のカベに一人であがることにした。カベには初めてあがったが、やはり急な斜面で足場が悪い。のんびり釣りたい僕には苦手な磯だった。

釣り場を清掃しない釣り人

狭いくぼみに荷物をまとめていると、前日の釣り人が残していった撒き餌が悪臭を放っていた。夏場は、波が洗う前に岩の上に捨てられた餌が腐るので、ちゃんと自分で掃除して帰ってもらいたいものだ。それから、約30分ひたすらバケツで海水をくみ上げ、釣り場の掃除をする羽目になった。

あ~っつ、腰痛もちにはつらい。
釣り場をよごすだけのヤツは釣りをするな~~~っ。
迷惑なんじゃ、ボケ~~~~ッ。

と、ひとり言を言いつつ、やっと掃除が終わった時には 汗。汗。汗。
冷たいお茶を飲み一休みの後、仕掛けと撒きえ作りに取り掛かる。

真鯛や尾長が釣れていないと言うことなので、通常のフカセ仕掛けにした。
竿:1.5号   リール:3000番   道糸:4号    ハリス:3号
ウキ:円錐1.5号   オモリ:水中-1.5号  タナ:竿2~2.5本

沖ノ島では心細い仕掛けだが、今日はイサキ狙いなのでコレでいいだろう。ちなみにカゴ釣り仕掛けのほうが確実だろうが、フカセで釣れるイサキのほうが断然面白い。
投入したウキのケミホタルが、左の大谷瀬のほうから、右のノリ瀬の方へわずかに流れている。撒き餌を4~5杯かぶせ、今にも消しこみそうなケミホタルの灯りをじっと見つめる。

 

沖ノ島本島 大谷

(沖ノ島:大谷瀬先端)