二神島で名月のイサキ釣り

落ちイサキを釣りに行きたかったが、このところ週末になると風が強く、瀬渡しが出なかったり、いい磯に上れなそうもない日が続いたていた。

10月4日(日)、潮も天気もいい。
おまけに中秋の満月という絶好のチャンス!
ここは翌日の仕事を休んででも、月見を兼ねてイサキの夜釣りに行かねば男が廃る。。

 

5年ぶりの二神島

呼子から二神島への瀬渡しをていた浦丸の廃業で、二神へは釣行できなくなっていたのだが、新しく飛鳥が瀬渡しするようになったとのことで約5年ぶりに二神島へ釣行する事にした。

日曜から月曜にかけての夜釣りなので乗船者は少なく、今回は子二神に渡してもらう事にした。渡礁したのは子二神の”ハナレ下”という磯。
釣り座が広く、足場もフラットでゆっくり寝れる。一人で釣るにはもったいないほどのいい磯だった。

子二神島 ハナレ下

(左端は西のハナレ、その右側がハナレ下)

 

一度は来たかった子二神

イサキ狙いなので、2号遠投竿に道糸6号、ハリス4号。12号カゴに10号浮きのカゴ釣り。”秋のイサキは浅ダナ”がセオリー。竿1本半のタナから始めてみる。

しかし、初めての磯なのでポイントがよく判らない。とりあえず、潮の流れにまかせて流してみるものの、餌もとられないので徐々にタナを深くする。

日が暮れる頃、竿3本のタナで、やっと最初のイサキが来た。
さぁ~、これから入れ食いかぁ?・・・    と思ったが、後がまったく続かない。

 

夜は40センチくらいのイスズミと20センチくらいのハマフエフキばかりでまったくイサキのあたりはなし。
この状況でイサキがバタバタ釣れないという事は、”もう落ちイサキも終わった可能性が高い”
早朝の真鯛狙いに期待し、午後11時に寝ることにした。

午前4時に起き、真鯛を狙って竿4本のタナで始める。
しかし、釣れたのはイサキ1匹のみ! しかも32~33センチと小さい。

結局、真鯛のアタリはなかった (T_T)

 

二神島のイサキ

 

子二神のイサキは終わったのか!?

子二神はどこの瀬も釣果はよくなかったようで、飛鳥が予定より早めの回収に来た。他の常連さん達でも、イサキ3~5枚の寂しい釣果。大二神の常連さんは一人10~20枚のイサキが釣れていた。

船長の話では、例年、子二神のイサキが終わるころから大二神のイサキの釣果が上向くらしい。
やはり、子二神のイサキは終わったようだ。

 

二神島カラト岩

(カラト岩)

良かったのはカラトに渡磯した常連さんの釣果!
イサキの他、5キロ超を含め真鯛7~8枚にヒラスも釣れていた。

さすがにカラトは凄い!

波をかぶりながら釣る覚悟がある人は挑戦してみたい1級磯。
二神島は本島・子二神ともに、これから真鯛と青物のシーズンを迎える。