魚名のついたことわざ

<アカエイの吸もの、タコの足>

夏が旬の食べ物。タコは照りダコと言うのでわかるがアカエイは食べたこと無いのですがどうでしょう?

<磯のカサゴは口ばっかり>

磯で釣れるカサゴは大きい口を持ってますが、口ばかり大きくて食べる部分(身)が少ないと言うことですが、大口ばかりで実行力のない人を「磯のカサゴ」と言います。

<イワシの頭も信心から>

昔は節分の日に、ヒイラギの葉とともにイワシの頭を門口に刺し、魔よけにする風習がありました。
転じてつまらないものでも、信心次第では値打ちがあるということです。

<ウドとニシン>

ウドの酢味噌和えにニシンを添えると、より一層美味になることから、夫婦仲の良いことをたたえたもの。

<ウツボとタコ>

犬とサル等の様に生涯の敵同士をさす言葉。ウツボはタコを食べるけどタコがウツボを食べるわけではない。
タコの足が切れていたり数が足りないのは、大抵の場合ウツボと戦って噛み切られた傷跡だそうだ。

<沖のハマチ>

ハマチは回遊魚ですから、いつやってくるかわかりません。転じて当てにならない人のことを沖のハマチとか言います。

<寒ブリ・寒ボラ・寒ガレイ>

ブリ・ボラ・カレイは、寒の季節が旬であるという言葉です。
似た言葉に寒ブナ・寒ボラ・寒スズキという言葉もありますが、やっぱ寒グロでしょう! 脂がのって旨いです。
寒グロや寒ブリのしゃぶしゃぶいいっすね!!

<腐っても鯛>

質の良いものは、少々いたんでもその本質は残っているという意味です。
実際に、鯛の身は他の魚に比べると細胞が分解しにくく鮮度が落ちにくいということです。

<グチをこぼす>

イシモチやニベは別名「グチ」と呼ばれていますが、釣り上げた時に「ぐっぐっ」と、もんくを言っているような鳴き声を出します。
そこから、不平不満をブツブツ漏らすことを言うようになったようです。

<コイがおどればドジョウもおどる>

身のほどを忘れて他人のまねをすること。
しかし釣り人と言うのは、同じようなウエアばっかり着た集団が多いといつも思います。
暴走族みたいでオリジナリティなさすぎ。。

<三月ヒラメは犬も食わぬ>

春先、ヒラメは産卵のため接岸するからたくさん獲れますが、このころのヒラメは産卵後で美味しくありません。

 

魚名のついたことわざ(2)

釣り・水・魚に関することわざ