釣り・水・魚に関することわざ

<一場所、二餌、三に腕>

釣果を決めるのは、第一に場所であり、次に餌、最後が釣り人の腕と言うことで、釣技を自慢する釣師へのいましめですね。
でもこのことわざには「運」が抜けてますね。ビギナーズラックってありますから釣りは運も重要です!

<魚心あれば水心>

魚に水と親しむ心があれば、水もそれに応じる心を持つという意味で、相手が自分に対して好意を持てば自分も相手に好意を持つ用意があるということ。

<魚の目に水見えず、人の目に空見えず>

あまり身近にあるものは、どんなに価値があるものでもその価値がわかりにくいという意味。

<海に千年山に千年>

海に千年、山に千年住んだ蛇は、竜になるという言い伝えに由来する。
世の中を知り尽くした老かいで、社会の表裏に通じていてずる賢い人のこと。

<漁夫の利>

シギがドブカイと争っている内に両方とも漁夫につかまってしまったことから、両者が争っている間に第三者に利益を奪われること。

<上善は水の如し>

もっとも好ましい生き方とは水のような生き方、という老子の言葉。
水はすべての物に平等に恵を与え、見返りを求めようとしない。相手に合わせて形を変える柔軟性を持ちながら、火を消し岩を砕く力を持っている。

<釣り天狗に聞く耳なし>

釣り人はとかく自慢話が大好きな人が多い。相手の自慢話はうわの空で、話の途中から自分の自慢話を始めたりする人も。
「話上手より聞き上手」って言葉があるように、まず相手の話をしっかり聞くのが肝心。

<下手の長竿>

下手な釣り人ほど、長い竿で沖を釣ろうとするという、昔からあることわざの一つ。
案外、足元が好ポイントだったり、大物が釣れたりするんですよね!

<水清ければ魚住まず>

あまりにきれいな水には魚がいないことから、人格があまりに清廉すぎたりすると冷たい人間のように見えてかえって人に親しまれないということ。

<水清ければ月宿る>

水が澄んでいれば月がきれいにうつる様に、心が清ければ神仏の加護があるということ。

<焼き魚は強火の遠火>

魚を上手に焼く場合は、強火の遠火で短時間に焼き上げると水分やうまみが逃げない。近いと皮ばかりが焦げてしまうので魚を美味しく焼くコツ。

<渡りに舟>

ちょうど困っていたところに、おあつらえ向きの条件が整うこと。
望ましい状態になったりして好都合なこと。

 

魚名のついたことわざ(1)

魚名のついたことわざ(2)