下対馬の瀬渡し船一覧

対馬の磯釣り場は無数にあるといっていい。地元の人しか知らない隠れた地磯や浅茅湾の巨チヌポイントを探そうとするなら一生かかっても制覇できないだろう。
しかし、現在下対馬の瀬渡し船は厳原方面と浅茅湾周辺にしかないので、おのずとポイントもその周辺に限られる。

下対馬のポイント

対馬南東部の磯は厳原港又は内院港の瀬渡しを利用する。
対馬南東部はどこも根が荒く、クロや大型真鯛、石鯛やアラが釣れる。厳原川からいうと、四つ穴、大崎、北風瀬、輪島、竜の崎灯台下、三ッ瀬、内院島、神崎灯台下、三角瀬、クジラ瀬、マクラ瀬、ウノクソ瀬、豆酘崎灯台周辺、その他多くの1級磯が点在する。

対馬中部の浅茅湾内の磯は大船越か箕形浦の瀬渡しを利用する。
浅茅湾の主な磯は一重崎、芋崎、有蘭鼻、二子島、仁位湾灯台、馬肥島、三ッ瀬、烏帽子瀬、千波瀬、牛島、毘沙門鼻、明瀬鼻、明崎など。

対馬東海岸は大梶先、紺青鼻、折瀬鼻、黒島灯台下、沖島などがあるが無名の地磯は他にもたくさんある。

 

上対馬の瀬渡し船はこちら

 

太光

※2020年1月時点では営業されています。

船長 : 永留 末広
住所 : 長崎県対馬市厳原町西里334
電話 : 090-5723-6223

厳原には何故か瀬渡し船が無くて不便だったのだが、数年前に厳原港に瀬渡ししてくれるところができてとても助かるようになった。それが、瀬渡し「太光」。主に厳原周辺の磯(北は大梶崎から南は竜ノ崎灯台まで)を案内してくれる。

新しい瀬渡しだが、船長自身が磯釣り師なので対馬の磯には詳しく、丁寧にポイントの説明をしてくれるのが嬉しい。特にクロ、石鯛のポイントは船長のアドバイスが的確だ。
人数がそろえばチャーターで流し釣りやジギングを楽しむのもいいだろう。

太光は九州郵船のフェリーのすぐ後ろにつけてくれるので、フェリーから下ろした荷物はすぐ船に積み込める手軽さもいい。
宿泊を希望するときは事前に船長に言っておけば、近くの民宿を手配してくれる。

 

瀬渡し 太光

 

梅乃家

※2020年1月時点では営業されています。

船長 : 梅野 義昭・梅野 智明
住所 : 長崎県対馬市厳原町与良内院442
電話 : 090-8411-1091

対馬南東部、内院の磯なら梅乃家だろう。
このあたりの磯は水深があり潮通しが良く、海底の起伏が激しいところが多いので大型のアラ(クエ)や石鯛が多いところ。クロや大型真鯛のポイントは多数。ポーターがこのあたりの海は知り尽くしているので心強い。

厳原港まで車で送迎してくれるし、お泊りの場合はもちろん梅乃家でごゆっくり。

 

ニューくろいわ

※2020年1月時点では営業されていますが、主に船釣りです。

船長 : 黒岩隆治・黒岩隆樹
住所 : 長崎県対馬市美津島町大船越354
電話 : 0920-54-2086

大船越にあるため、浅茅湾のチヌ、真鯛釣りはもちろんのこと、対馬東部の磯へも案内してくれるのはくろいわ荘の「ニューくろいわ」。船釣りのお客さんも多く、泳がせ釣りファンも多いようです。

対馬東部の磯によく行く僕にとっては非常に助かる瀬渡し船。
民宿「くろいわ荘」はおかみさんと若奥さんの料理でもてなしてくれる、釣り客以外の宿泊客も多い人気の民宿。

 

瀬渡し くろいわ

 

釣りの家

※2020年1月時点では営業されています。

船長 : 神宮 安寛
住所 : 長崎県対馬市美津島町大船越418
電話 : 0920-54-2711

くろいわと同じく、大船越で民宿と瀬渡し船を営んでいる「つりの家」
やはり、お客さんは浅茅湾のチヌ釣りが多いようだが、クロ(メジナ)のシーズンは東海岸へ出船する事が多いらしい。

もちろん人数次第で船釣り、遠方の瀬渡しもOK。
しかし、あの船長になぜあの美人のおかみさんなのか、対馬の七不思議!?

 

瀬渡し つりの家