対馬のクロはまだイケル!

対馬釣行1日目は予定の真鯛釣りを中止。
2日目は津波注意報が出たためヒラス釣りを中止にし、朝のうちに近所の波戸でエギでも投げてみることにした。

が、これがまたまったくダメ!
地震のときは釣れないって言うけど、イカも魚もまったくダメなのはやっぱ地震の影響?

いや、ここらへんは全然揺れてないから、ただ単に潮が動かないだけだろう。。

 

対馬 芦浦

 

 

ブトイカとはケンサキイカのこと

近場の波戸をいくつか回ると、イカ墨がいっぱいのポイントが2箇所あった。
もう、すべて真っ黒!
でもこれはおそらく水イカじゃなく、対馬で言う「ブトイカ」。

ブトイカって何?
って対馬で聞くとヤリイカって言う人もいるしアカイカって言う人もいて、対馬の人はブトイカ=ヤリイカと捉えてる人が多い。

でも、実はブトイカ=ブドウイカで、ブドウイカとはケンサキイカの亜種で、大きくならないタイプのケンサキイかのこと。

ちなみに、ケンサキイカの正式名称は「真イカ」です。もちろん、ケンサキイカとヤリイカは違う種類です。

真イカは烏賊の中でも甘味が強く、最高級に位置づけられるイカ。
そのブトイカが、昨年暮れから今年初めにかけてここら辺の湾内で大漁だったとか。。

湾内にはイカ釣り舟がたくさん来て、波戸にも近所のオジサン、オバサンがたくさん並んでバンバン釣ったらしい。
今年は水温が低いので、アオリイカはまだ早いって感じかな?

 

釣行3日目はクロ釣り

壱岐・対馬の津波注意報は1日で解除になったので、3日目はやっと予定通り磯に行けることになった。
今日の予定はクロ。

民宿「釣りの家」の船長の話では昨日・一昨日とどの磯も潮が動かず、まったくダメだったらしい。
明日は長潮で潮まわりが悪いので仕方ない。少しでも潮が動きそうなポイントを選んで渡磯することにした。

 

大船越 綱掛

 

潮は思ったより流れるものの、釣れるのはベラばかり    (-_-;)
遠くまで流してもやっぱりベラばかり。

満潮直前の午後1時。
流してるウキが見えなくなり穂先でアタリをとっているとやっとクロらしき手ごたえ!
30センチくらいのクロでした。

その後続けてクロのアタリはあったものの、20~25センチくらいのコッパ。
9時から夕方5時まで釣って、クロのアタリがあったのはこのわずかな時間帯だけ。
寂しい釣果でした   (T_T)

 

対馬の釣果

 

今回の対馬釣行はタイミングが悪すぎて、満足に釣りができなかった。
例年ならクロは終わるころだけど、地元船長によると今年のクロはまだ痩せてるらしい。

例年みたいに丸々したクロが釣れていないし、水温もまだ上がらないので今月いっぱいはクロが釣れる気がする。

3月中にもう一度、今度は壱岐あたりでキロオーバーのクロを狙いたい。