初心者の為のチヌ釣り講座②腕より大事な情報収集

初心者のためのチヌ釣り講座第2段は北部九州ののっこみ事情。
今ごろかいっ!
って言われそうだが、まだ間に合うかなと・・・   (^^ゞ
のっこみチヌ(クロダイ)の間には間に合わせようと少し焦り気味。。

 

のっこみチヌは4月が勝負

九州北部はどこものこっみの第一陣は終わっているが、今年は水温が低かったせいか、3月はあまり芳しくなかったようだ。
でも、4月に入り桜も終わるといよいよのっこみチヌの本陣が接岸してくるので、これからゴールデンウイーク明けくらいまでが一番のチャンス!!
ビギナーや50センチオーバーを仕留めたい釣り人はこの時期を逃すと難しいかも・・・
それだけ、のっこみチヌは釣りやすいが、もちろん必ず釣れるというわけでもない。

巨チヌをのぞき黒鯛は群れで行動するので、群れに当たれば2桁もありえるけど、あたらなければ当然ズーボーーー   (T_T)
しかし、クロダイ釣りにボウズは当たり前なので凹む必要は無い。
特に3月は第一陣ののっこみが終わると次のクロダイの群れがやって来るまで間が空くことがあり、水温が低いので活性も悪い。

で、釣れなければ釣れるまで通えばいいだけの話。
幸いチヌは近場でも釣れるのでゴールデンウイークまでは毎週通う心構えで挑んだほうがいい!
ありがたいことに、今からは次々と新しいグループが入ってくるので釣れる確率も高くなってくる。

 

 

 

呼子や福岡の地磯は桜が満開の頃からが本番

でも、そんな運だのみみたいな話じゃあれなんで・・
確率を上げるための情報を少し紹介しとかないと!

福岡の糸島方面や東の方でもチヌは釣れるけど、桜が満開のころからと思っていい。でもチヌより釣り人の方が多いので確率は悪い!
私自身は人の多い釣り場が嫌いなので行く気がしないけど、人それぞれの釣りのスタイルがあるので自分が楽しければそれでヨシ!

呼子近辺のののっこみ事情をいうと、3月になると呼子沖の二神島や馬渡島やで第一陣が釣れ出し、3月中盤には加唐島や松島でも釣れはじめる。

 

呼子沖の離島

(波戸岬から見た松島・加唐島)

向島や小川島、呼子近辺の地磯でのっこみチヌが釣れ出すのは3月終盤から4月序盤と思っていい。福岡の野北や西ノ浦あたりで釣れ始めるのもこの頃からで、東の大島や地島はそれより少し早いようだ。
また、唐津肥前町沖の鷹島やその周辺の離島は比較的水温が安定するためか、3月初旬から釣れ始める。逆に、対馬の浅茅湾は水温が低いためか、スタートが遅くゴールデンウイーク過ぎまで釣れる。

どこも本格的なのっこみ前に、第一陣というか一時的に大型が釣れるけど、これは地付きのチヌだろう。

ただ、年々海水温は上昇すると予想されるから、10年後にはどうなっているか判らない。

 

情報収集が釣果を大きく左右する

魚より釣り人が多いようなところで釣るより、釣れる確率の高いところで釣るほうが当然釣果が期待できる。
だから、今どこで何が釣れているのかの情報をネットや釣り具屋さんで仕入れる事は重要。船長や漁師さんからも情報をもらえればなおいい!

そしてその情報から、「次はどこで釣れる頃だろう?」とか、「ここで釣れてるならあそこでも釣れるんじゃないか?」というように情報を分析することが大事。それで、自分の読みが的中したり、自分の釣り場を見つけたりすると釣れたときの喜びも倍増する!

「釣れた噂を釣りに行くな」ということわざがあるが、釣り新聞が頼りだった頃とは違い今の時代情報の伝達は早い。いくら腕がいい人でも魚がいなければ釣れないし、たくさんいるところなら初心者でも釣れる。

もちろんチヌもそうで、まず釣るために必要なのは(自分の知識や経験も含め)情報の収集と整理だと言える。

と、簡単に言ってもその情報を分析するには予備知識と経験が必要な訳で、

 

次回はもっとノッコんでチヌが好む場所なんかの話をしようかと思う。

もちろん、お代はいただきません   ^^;