二神島について
二神島の位置と名称
二神島は長崎県平戸市の的山大島に属する島です。
的山大島の長崎鼻から北へ約20キロ、平戸・生月島と壱岐・郷ノ浦のちょうど真中あたりに位置します。
大二神島と小二神島からなり、現在は無人島ですが昔は人が住んでいました。
戦時中は軍隊の駐屯があったため、今も軍事施設の跡があります。
二神島に限ったことではありませんが、磯の名前は釣り人の間で呼ばれるようになった俗称がほとんどです。本来、地元の人達が呼んでいる名称ではない事も多いため、漁師さんに(SOSなどと)言っても通じません。釣り人によっても磯の呼び名が違うことがあります。
大二神島の磯
大二神の主なポイントはマナイタ、スベリ、灯台下、平瀬、人形岩、SOS、南風泊りなど。
大二神にも何箇所か底物のポイントがあります。
真鯛はカゴ釣りが多いようですが、足元から潮が通すところではフカセで狙ったほうが断然面白い。
小二神島の磯
小二神のポイントは東の鼻、カベ下、西の鼻、ハナレ、ハナレ下、ギンザなど。夏はイサキが数釣れるが年間を通して上磯できる日が限られます。
必ず船長の指示を聞き、無理はしないでください。
カラト岩
大二神と小二神の中間にある独立瀬のカラト岩は周囲すべてがポイント。瀬が低いため上磯できる日が少なく、このあたりでは超1級ポイント。ふたコブラクダのような二つの岩の間を川のように潮が流れるので渡る際は注意が必要です。
特にイサキの魚影は濃く、フカセでイサキの数釣りができる数少ないポイント。ただ、南と東側の足元は水深が浅いのでカゴ釣りが有利。
主な対象漁
春 | 真鯛、石鯛、イサキ、チヌ、ヒラマサ |
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夏 | イサキ、真鯛、アジ、クロ、石鯛、アラ |
秋 | イサキ、真鯛、アジ、クロ、ハマチ、ヒラマサ、石鯛、アラ |
冬 | クロ、真鯛、ブリ、ヒラマサ |